【コラム】第12回 消費動向の変化その3~高級食材~

緊急事態宣言が延長され5月末まで引き続き外出自粛の期間が伸びました。収録主体のTVでは再放送番組が増加しています。生放送の多いラジオは、ゲストがリモート出演でアーティストも自宅からライブといった形態をとっているようです。なんとか家にいて余暇を楽しむといったシーンを増やそう、といった試みが随所に見られてきます。

 

著者の家でも今回の新型コロナSOSに関係するとあるお土産・飲食サービスのセットの食材を注文して、このGWに食べることができました。産地の食材の注文は、家でもレストラン並みの食材を味わえる機会として消費者も楽しめ、業者さんの支援にもつながってよいのではないでしょうか。

 

 

□高級食材の消費動向

 

高級食材でも日持ちするものや冷凍しても火を通したりすることで食べるときの食感や風味がさほど落ちないものは、通常の宅急便や冷凍の宅急便でも十分に対応できて消費者の手に届きやすいと言えますが、例えば鮮魚などの食材は扱うのが難しいのではないでしょうか。レトルト食品や肉類、麺類といった商品などを食べて応援しておりましたが、久々に新鮮な刺身を味わいたいと思ったときに、できれば獲れたての鮮魚などを思い浮かべてみたものの、冷凍にした宅急便よりはできれば産地直送の鮮魚の刺身を想像しました。(小売店に並んでいる刺身は冷凍を解凍したものがほとんどのようで、家庭で解凍することもできるそうですが美味しく食べるにはちょっとハードルが高いようです。)

 

通常の日常であれば、お寿司屋さんなどでその日に市場に並んでいる食材を仕入れてさばいてお店の食材として消費者に提供する流れとなるかと思いますが、外出自粛中の昨今ではプロの料理人を通した提供がしづらいのが現状です。

 

 

刺身イメージ

 

 

□高級食材の食品ロスを防ぐ

 

一部では漁師からの産地直送を行っているサービスも存在するようです。しかしながら著者の家庭も含めて鮮魚をさばくのはちょっと難易度が高いので、ある程度加工された形か、プロの料理人を通して提供されるサービスの充実が望ましいです。(もちろん社会が正常に戻れば従来の料亭がその役割を果たす分野です。)高級食材を扱う店舗もテイクアウトのサービスを開始しているところもあるようですので、そうしたサービスを応援の意味でも利用したり、小売店で見かけたらお財布事情に応じて買ってみる、というのも1つの手ではないでしょうか。

 

 

関連記事: 消費動向の変化と食品ロス対策

      Stay Home 週間の消費動向の変化その2

 

 

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