【コラム】第25回 通信キャリア法人のポイント サービス

通信事業者(キャリア系法人)は以前よりクレジットカード サービスに参入しておりますが、近年はポイントカード事業や電子決済事業と絡めてサービス展開しているようです。著者も長年ガラ携とタブレット端末の併用で頑張っておりましたが、タブレット端末が古くてガタついてきたので、先月ようやくスマホに切り替えました。(某格安電機販売店で端末代1円です!)その切り替え時にスマホに付随するサービスをいろいろと提案されましたが、どれも固定費がかかりそうなものばかりで、イマイチ加入する気になれなかったのですが、ポイント サービスとクレジット カードに関しては入会費や年会費が無料なので、申し込むことにしました。

 

特に通信キャリア法人のポイント サービスは随所に便利さが身に染みます。まず、カフェやファストフード店で自社の無料Wifiサービスが利用できるようになり、併せて、購入した商品に対してポイントも付与されます。スマホのデータ通信料は以前に比べて低下したとはいえ、まだまだ料金としましては高額な部類です。特に月ごとのデータ容量を少なめに設定している場合、消費者心理としましては、データ通信量を減らそうと無料で利用できるWifiスポットを常に頭に入れながら行動します。特に外回りの多い方などは、どこのカフェが空間的にもデータ通信料としても使いやすいかなど抑えていると思います。


クレジット カードの申込書もあわせて記入しましたが、職業柄どんな項目があるのか確認しました。

 

□クレジットカード申込時の項目


・性別・年齢・住所などの基本情報
・家族構成
・おおよその年収
・職業
・その他

 

クレカ申し込み項目

 

 

上記の個人情報と購買履歴を組み合わせることで、通信キャリア法人でクレジット カード、ポイント カード、電子決済サービスを展開している法人はどこも個人の基本属性、年収、支払い能力に加えて、購買履歴から趣味嗜好や平日・休日の活動場所などをすべてデータとして持つことが可能になります。(※各種サービスに申し込んでいる顧客はそれぞれ違いますので、もちろんすべての属性が揃っているわけではありません。)個人情報保護の観点から決して生データを外部に公開することはありませんが、これらを集計してマスキングをかけていけば、どの地域にはどれだけの支払い能力があり、どのような嗜好を持った人がどれくらいいるのかが把握できるポテンシャルはある、ということです。

 

 

□通信キャリア法人の目指すスーパーアプリ(※注)と今後の展開

 

どの法人も個人情報を扱う自社サービスが倫理的な問題などで社会的に炎上することに対してはかなり警戒しており、すべてのデータを商業的に扱うことに対しては慎重です。通信キャリア法人はどこも現状の電子決済のサービスのみに甘んじるつもりではなく、いわば、決済を基点にした日常に必要な生活サービスを展開していくスーパーアプリへの進化を目指しています。例えば、日常生活が回復したとしまして真夏に海水浴に行く計画をしている人に1日限定の簡易保険を提案して、その場で決済までできるしくみなどが実現できる可能性があります。

 

今後ですが、社会にも個人にもメリットのあるWell-Being(幸福度)に通じるコンセプトのあるデータの使われ方が模索され、社会に還元されていくと考えられます。(※スマートシティやSociety5.0のコンセプトにつながっていきます。)

 

 

都市インフラレイヤーの図

 

 

関連記事:スマホ決済の今後
※注)スーパーアプリ(対話や配車、決済など日常生活で使うサービスを一括で提供するアプリのことを指します。)

 

 

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